投資考察
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【残された時間はあと2週間】全株の8割が解禁?パワーエックス(485A)ロックアップ解除の絶望的な数字と過去の暴落事例

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株式分割の権利落ち日を境に、一時-15%を超える大陰線を記録したパワーエックス(485A)

「業績も良いし、ストック・オプションの行使価額も3,855円に設定されたから、すぐに反発するだろう」と淡い期待を抱いてナンピン買いをしている個人投資家も多いかもしれません。

しかし、現役でバキバキにトレードをしている僕から言わせれば、その考えは極めて危険です。

現在のパワーエックスの株価を支配しているのは、業績でも将来性でもなく、6月17日に迫る「IPOロックアップ解除」という名の時限爆弾だからです。

本記事では、現在市場に出回っている株数の絶望的な割合と、突如として大金を手にする従業員やVC(ベンチャーキャピタル)が過去にどのような「暴落劇」を引き起こしてきたのか、冷徹なデータと表を用いて解説します。

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1. 知らないと生きたまま焼かれる「ロックアップ拘束8割」の真実

現在、連日のようにお祭り騒ぎで売買されているパワーエックスの株式ですが、実は今市場に出回っている株(浮動株)は、全体のたった「約20%」に過ぎません。

残りの「約80%」は、上場から180日間(6月17日まで)は売却できない「ロックアップ」というルールによって拘束された巨大なクジラたちです。

▼ パワーエックスの株式分布(概算)

株式の状況割合現在のステータス
浮動株(個人投資家など)約 20%市場で毎日激しく売買されている
ロックアップ拘束株約 80%6月17日に一斉に売却解禁

では、この「80%」の拘束株を持っているのは一体誰なのでしょうか?絶対に売らない創業者だけなら安心ですが、現実は違います。

▼ ロックアップ拘束株(約80%)の内訳と「売り圧力」の危険度

ホルダー属性割合(目安)危険度6月17日以降の行動予測(売却リスク)
VC・投資ファンド約 30〜40%MAX他人の金を運用するプロ。利益確定の「義務」があるため、解禁と同時に機械的な売りを出してくる可能性が極めて高い。
一般従業員・初期メンバー約 5〜10%超警戒経営権に関係のない一般社員。突如手にした数千万〜数億円の含み益を、マイホームや車の購入のために「生活費」として即座に利確する本能が働く。
事業提携先の大手企業約 20〜30%警戒協業目的だが、自社の本業の利益計上のために、株価が高騰している今のうちに一部をドライに売却する(CVC売り)可能性がある。
創業者・経営陣残り経営権の維持や会社の舵取りのため、すぐに市場で大量売却する可能性は低い。

市場にある株(20%)と同等以上の売り玉が、VCや従業員から一夜にして降ってくる。供給量が2倍になれば、株価が半分になるのは経済学の基本です。

2. 【歴史の教訓】ロックアップ解除による大暴落の過去事例

「いくらなんでも、みんな会社の将来性を信じているから売らないだろう」

そう思うかもしれませんが、「目の前にぶら下がった数千万円・数億円の現金」を前にして、人間はホールドを貫けるほど強くありません。過去の市場がそれを証明しています。

従業員やVCの「容赦ない利益確定」によって、株価が木端微塵に破壊された過去の類似事例をまとめました。

▼ 過去のロックアップ解除・大暴落事例

銘柄名上場時期下落の主な要因(誰が売ったか?)株価の最大下落率(高値比)
メルカリ(4385)2018年【一般従業員・VC】 上場直後の熱狂後、大量のストックオプションとロックアップが解禁。従業員の「マイホーム・車購入資金」のための売りが連日降り注いだ。約 -70%(大暴落)
ANYCOLOR(5032)2022年【VCの容赦ないエグジット】 株式分割直後、個人投資家が群がったところに、ロックアップが解除されたVCが巨大な売り玉を市場にぶつけた。約 -73%(大暴落)
コインベース(COIN)※米国2021年【全社員の即日現金化】 直接上場で初日から社員が売却可能だった。「自社の未来」を語る社員たちが、上場初日から狂ったように自社株を売り浴びせた。約 -90%(壊滅的暴落)

もし今回のパワーエックスが過去の事例と同じく「-60%〜-70%」の暴落に見舞われた場合、現在の3,000円台の株価は、あっという間に「1,000円台」という真空地帯まで墜落する計算になります。

業績や将来性を信じるのは自由ですが、この「需給の現実」から目を背けた投資家は、間違いなく市場の養分になります。ロックアップ解除前に、冷徹に利益を確定させて逃げ切るのがプロの鉄則です。

3.🔋 パワーエックス(485A)関連の注目記事まとめ

当ブログで公開している、パワーエックス(485A)の株価値動きやファンダメンタルズに関する考察記事一覧です。

激しいボラティリティを生き抜くための戦略、特大IRの裏側、そして直近で迫るロックアップ解除の売り圧力など、多角的な視点から分析しています。トレードの判断材料にぜひあわせてお読みください。

4. 大荒れ相場を生き抜くために:僕がリアルタイム取引でフル活用している2大証券会社

今回のパワーエックスのような急激な需給の変化や、夜間のPTS(私設取引システム)での急変動に対応するためには、「どの証券口座をメインに使うか」という戦術が極めて重要になります。現役でバキバキにトレードをしている僕自身が、「ここだけは絶対に外せない」と確信して使い分けている2大証券会社をご紹介します。

▼ 【楽天証券】圧倒的なツールの使いやすさと夜間PTSの強み

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5. 投資家必読・必携のアイテム(マネーリテラシー向上&タイパ)

投資で利益を出すことも重要ですが、基礎的な「お金の守り方」を知り、トレード環境を整えることも同じくらい重要です。僕が強くおすすめする2つのアイテムを紹介します。

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【大ベストセラー】本当の自由を手に入れる お金の大学 / 両@リベ大学長

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​元・機関投資家×2級FP技能士 45歳2児パパ
1980年生まれ。大阪在住、中堅メーカーで働く現役の営業マンです。​
2児のパパとして奔走しながら、「投資・ランニング・ライフスタイル」の3軸で、日常をより良くアップデートする過程をありのままに発信しています。​


​【投資:元プロ×FP2級のガチ運用】​

元機関投資家(JA資金運用担当)としての経験と、国家資格である2級FP技能士の知識を融合させた資産運用を実践中。​
​信念: 広瀬隆雄(じっちゃま)氏の投資哲学を軸に、2023年よりMarket Hack Salonに加入。​
​実践: 注目銘柄への集中投資だけでなく、バングラデシュ株(BRAC Bank等)に約250万円を投じるなど、徹底した「現場主義」と「リスクテイク」を信条としています。​
​記録: 2026年1月、井村俊哉氏とファンドノート社の決別の場「腹割会」に立ち会い、その記録は多くの投資家から反響を呼びました。​


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大阪マラソンでのサブ3(3時間切り)達成を目指し、営業活動の合間を縫って日々10〜20kmのトレーニングに励んでいます。​


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