投資考察
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【警告】パワーエックス(485A)分割後の底なし沼。プロが仕掛ける「分割ゴール」とロックアップ解除の残酷な結末

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株式分割の権利落ち以降、連日のように大陰線を描き、反発らしい反発を一切見せずに下落を続けるパワーエックス(485A)
「分割して安くなったから買い時だ」「大企業の受注IRが出たからここが底のはずだ」と、掲示板やSNSでは連日、個人投資家たちのお祈りやナンピン買いの報告が飛び交っています。
しかし、現役でバキバキにトレードをしている僕から言わせれば、その考えは完全に「相場の養分(カモ)」です。今のパワーエックスの株価を支配しているのは、業績でもIRでもありません。「全体の8割を占めるロックアップ解除の恐怖」と、プロの機関投資家が冷徹に仕掛ける「分割ゴールの罠」です。
本記事では、なぜ今のパワーエックスが反発すらしないのか、プロの投資家はどう動いているのか、そして過去の類似銘柄が辿った「凄惨な暴落の歴史」を冷徹な事実ベースで解説します。

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1. なぜ反発しない?プロが仕掛ける「分割ゴールの罠」

日本の新興(グロース)市場において、IPOから日が浅い銘柄がロックアップ解除直前に「株式分割」を発表するのには、恐ろしい裏の目的があります。兜町のプロたちはこれを「分割ゴール」と呼びます。
分割によって株価の見た目が安くなると、資金の少ない個人投資家が「買いやすくなった!」と大量に群がってきます。大株主や機関投資家は、その群がってきた個人の買い板に向かって、自分たちの巨大な売り玉を冷徹にぶつけて現金化(利益確定)するのです。
プロが「売り抜けるための出口(流動性)」として意図的に作り出したのが今の相場です。買い手が不在で、逃げ遅れた個人の損切りだけが続くため、まともな自律反発(リバウンド)すら起きずにジリ貧のまま下落していくのが特徴です。

2. 圧倒的絶望。「全体の8割」が市場に放たれる6月17日

さらに絶望的なのが、現在市場でパタパタと取引されている株(浮動株)は、パワーエックスが発行している全株式の「わずか約20%」に過ぎないという事実です。
残りの「約80%」は、6月17日のロックアップ解除日まで売却を禁じられている拘束株です。この中には、ファンドの出資者に現金を返す「義務」があるベンチャーキャピタル(VC)や、突如として数千万円〜数億円の含み益を手にして「マイホームや高級車を買うために一刻も早く現金化したい」と待ち構えている一般従業員・初期メンバーが大量に含まれています。
需要(買い手)が冷え込んでいるところに、現在の市場の4倍にもなる供給(売り玉)が一夜にして解放されれば、株価が真っ逆さまに墜落するのは経済学の必然です。

3. 【過去の教訓】分割とロックアップ解除が招いた凄惨な暴落事例

「いくらなんでも、将来性があるからみんな売らないだろう」という綺麗事は、相場の世界では通用しません。
過去に「株式分割」と「ロックアップ解除(大株主・従業員の利確)」が重なり、まともな反発もなく株価が木端微塵に破壊された類似事例を見てみましょう。
▼ 過去の「分割×ロックアップ解除」暴落事例

銘柄名(コード)上場・暴落時期暴落の背景とプロ・大株主の動き最大下落率(高値比)
ANYCOLOR(5032)2022年ロックアップ解除直前に株式分割を実施。分割で群がった個人投資家に対し、解除日を迎えたVCが容赦ない巨大な売り爆弾を投下した。約 -73%
EDP(7794)2023年業績絶好調でテンバガー目前まで高騰後、株式分割を発表。分割の権利落ち日を境に機関投資家の猛烈な利益確定が始まり、反発なく一直線に下落。約 -80%
プラスゼロ(5132)2023年AIテーマで暴騰後、株式分割を発表。分割効力発生日が完全に「天井(ゴール)」となり、空売りと利確の嵐で半値以下へ沈んだ。約 -60%

このように、浮動株が薄まり、売り圧力が倍増するイベントの前では、どんなに業績が良くても株価は「-60%〜-80%」の真空地帯へ引きずり込まれます。これが需給崩壊のリアルです。

4. プロ(スマートマネー)と個人の決定的な行動の違い

現在のようなジリ貧相場において、プロと個人では見ている世界が全く違います。

  • アマチュア(個人投資家)の行動:
    「過去のチャートでは反発したから」「良いニュース(IR)が出たから」と、過去の栄光や目先のノイズにすがりつき、ナンピン買いをして含み損(しこり)を膨らませていきます。
  • プロ(機関投資家)の行動:
    「2週間後に全体の8割の売りが降ってくる」という物理的な重力(事実)だけを見ています。だからこそ、個人が好材料に飛びついて買い上がってきた瞬間を「絶好の売り場(エグジット)」として利用し、冷徹に手持ちの株を現金化して逃げ切ります。
    【結論】
    パワーエックスの株価は、ロックアップ解除の運命の日(6月17日)に向けて、意味のある反発を挟むことなく下落トレンドを突き進む確率が極めて高いです。
    「いつか戻るはず」というお祈り投資は捨て、傷が浅いうちに冷徹に利益を確定(または損切り)させて、キャッシュという名の安全地帯へ退避するのが、この大荒れ相場を生き残る唯一の鉄則です。
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🔋 パワーエックス(485A)関連の注目記事まとめ

当ブログで公開している、パワーエックス(485A)の株価値動きやファンダメンタルズに関する考察記事一覧です。
激しいボラティリティを生き抜くための戦略、特大IRの裏側、そして直近で迫るロックアップ解除の売り圧力など、多角的な視点から分析しています。トレードの判断材料にぜひあわせてお読みください。

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ABOUT ME
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​元・機関投資家×2級FP技能士 45歳2児パパ
1980年生まれ。大阪在住、中堅メーカーで働く現役の営業マンです。​
2児のパパとして奔走しながら、「投資・ランニング・ライフスタイル」の3軸で、日常をより良くアップデートする過程をありのままに発信しています。​


​【投資:元プロ×FP2級のガチ運用】​

元機関投資家(JA資金運用担当)としての経験と、国家資格である2級FP技能士の知識を融合させた資産運用を実践中。​
​信念: 広瀬隆雄(じっちゃま)氏の投資哲学を軸に、2023年よりMarket Hack Salonに加入。​
​実践: 注目銘柄への集中投資だけでなく、バングラデシュ株(BRAC Bank等)に約250万円を投じるなど、徹底した「現場主義」と「リスクテイク」を信条としています。​
​記録: 2026年1月、井村俊哉氏とファンドノート社の決別の場「腹割会」に立ち会い、その記録は多くの投資家から反響を呼びました。​


​【ランニング:サブ3への挑戦】​

大阪マラソンでのサブ3(3時間切り)達成を目指し、営業活動の合間を縫って日々10〜20kmのトレーニングに励んでいます。​


​【ブログの使命】​

営業の現場で培った「誠実さ」を大切に、一次情報に基づいた投資判断や、生活の質を爆上げするガジェットについて、45歳のリアルな視点で執筆中です。​
中堅メーカーでしのぎを削る現役の営業マンであり、2児の父です。 ​

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