【2026年最新】FANG+急落とVXUSの独歩高。S&P 500「一本足打法」に迷いが生じる理由
「マグニフィセント7(M7)を持っていないと取り残される」
そんな熱狂に包まれていた米国テック株市場に、冷や水が浴びせられています。
直近の米国市場では、これまで市場を牽引してきたNVIDIA(エヌビディア)をはじめとする大手ハイテク銘柄(FANG+銘柄)が大きく売られる一方、それ以外の銘柄(VXUSなど)が底堅く推移するという、極めて鮮明な「パフォーマンスの乖離」が発生しています。
1. 【データ検証】主要インデックス・パフォーマンス比較(2021年〜2026年)
これまで市場を牽引してきたハイテク株(FANG+)と、米国を除く全世界(VXUS)の動きを比較すると、今まさに起きてる「主役交代」が一目でわかります。
主要インデックス・騰落率比較表(2026年2月5日時点)
| 期間 | FANG+指数 (テック精鋭) | S&P 500 (VOO) | 全世界株式 (VT) | VXUS (米国を除く全世界) |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | +17.6% | +27.1% | +18.5% | +7.8% |
| 2022年 | ▲40.1% | ▲18.1% | ▲18.0% | ▲16.0% |
| 2023年 | +95.1% | +24.2% | +22.2% | +15.6% |
| 2024年 | +38.5% | +20.1% | +16.5% | +9.1% |
| 2025年 | +4.2% | +7.8% | +9.5% | +12.4% |
| 2026年 (2/5時点) | ▲16.5% | ▲5.8% | ▲1.0% | +4.8% |
| 現状の評価 | 強烈な調整局面 | テック株が足を引っ張る | 米国比率がリスクに | 独歩 |
これまで「無敵」を誇ったFANG+銘柄が2026年に入りマイナス16%超という強烈な調整局面を迎える一方で、米国を除いた全世界株式(VXUS)はプラスを維持しています。この「差」こそが、今まさに市場で起きている**資金移動(ローテーション)**の正体です。
2. 客観的分析:なぜ今、ハイテク株がこれほど下げるのか?
投資判断の参考にしている「じっちゃま(広瀬隆雄さん)」の教えを借りれば、今の状況は非常にロジカルに説明できます。
- バリュエーションの修正: NVIDIA等の銘柄は、これまで「完璧な決算」を出し続けることを前提とした、極めて高い P/E(株価収益率)で取引されてきました。しかし、成長にわずかな鈍化が見えた瞬間、その「高すぎる期待値」が剥落し、激しい売りを浴びています。
- 金利の重圧: インフレの粘り強さにより、金利が予想ほど下がらない状況が続いています。金利が高いまま維持されると、将来の成長を先食いしているハイテク株ほど、株価に強い下押し圧力がかかります。
- 割安圏への資金流入: 米国株が歴史的高値圏にある一方で、欧州や日本、新興国(VXUS)の株価は、米国に対して依然として30%以上割安な水準です。賢いマネーは、高すぎる米国テックから、より割安で安全なVXUSへと逃げ始めています。
3. 私たちのNISA戦略:迷いを断ち切る「分散」の力
「S&P 500やFANG+を買っておけば勝てる」という成功体験が長かっただけに、今の下げを見て迷いが生じている人も多いはずです。しかし、私(Aさん)のようにNISAの成長投資枠で早めにVXUSへ舵を切っていた場合、この「テック冬の時代」も冷静に眺めることができます。
「米国がダメなら全部ダメ」ではなく、「米国が休んでいる間に、他の国(VXUS)が稼いでくれる」。
この分散の効用こそが、長期投資で生き残るための唯一の答えです。
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「そもそもVXUSって何?」「なぜ今ドイツ株なの?」という疑問を持った方は、私のNISA成長投資枠の具体的な戦略をまとめたこちらの記事をまずご覧ください。
▼【NISA成長投資枠】VXUSとドイツ株で攻める!米国株一辺倒から脱却するポートフォリオ戦略
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相場が荒れている時こそ、**「手数料の安さ」と「ポイント還元」**がトータルリターンに大きく影響します。私は目的別に以下の3社を使い分けています。
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💡 営業マンパパの独り言
「みんなが熱狂している時に冷静になり、みんなが迷っている時に動く」
仕事でも投資でも、この視点が大切だと痛感します。
米国ハイテク株の調整を恐れるのではなく、**「ようやくVXUSの時代が来たか」**とニヤリと笑える準備をしておきましょう。
